妹が 生まれることになって
ぼくは あたらしいおうちに
ひっこしてきた
ママは大変でしたね |
今までのおうちより
なんだか 空気がやさしくて
おなかからでてきた
ちいさな ちいさな 妹も
安心して 眠っている
みんなぐっすり |
まえの おうちだと
あさ さむくて
なかなか おふとんから
出られなかったけど
今のおうちは 雪のあさでも
すぐに おふとんから出られた!
こうた君が前に住んでいたのはマンションだったね |
どんなに そとが さくむても
まどが びしょびしょに ならないのも ふしぎ
家の中と 家の外 なんとなく嬉しく見るていられる |
いつもすぐに おせきが出たり
おはだが かゆくなっちゃう
いとこの まあちゃんが
おとまりに きた時も
ぼくの おうちでは
おせきが 出なくて すごい!って
わらってた
そうだね この家の空気は宝物 |
おふろあがりの はだかんぼダンスだって
さむくないから たくさんできる
(ママには おこられるけど)
裸になっても寒くない |
夏は「ただいま」ってドアをあけると
ひんやりしていて 気持ちいいんだ
こうた君の家では 夏は輻射で冷房している |
まえは あつくなったら すぐクーラー
さむくなったら すぐヒーターを
つけていたのに
このおうちでは でばんがない
やっぱりふしぎ・・・
なんでだろう?
こうた君!偉いよ! |
パパにきいてみたら
「このおうちは 呼吸していて
いつでも気持ちよくすごせるお部屋に してくれるんだよ」
と おしえてくれた
呼吸するおうち・・・?
・・・それってやっぱり
この家は「そらどまの家」って呼ばれているんだ |
熱い日も寒い日も
ぼくたちを 守ってくれるから
パパも ママも 前よりわらってる
このまほうのおうちが ぼくは大好き!
住まいっていいね |
目に見えないもう一つのこうた君の家の秘密 この暑い暑い日射って太陽からくる熱線と |
「こうた君のおうち」のお話しは、実際に家を新築した家族の実話を元に作成されました。
設計は、建築家 丸谷博男
施工は、長年丸谷博男さんの研究会に参加してきた藤島建設
担当は、大嶋洋一部長と・・・・大工ほかの皆さん
これにこうた君とこうた君のパパ、そしてお腹の中のこうた君の妹さん
さらにママのお母様
このメンバーで、家づくりが始ったのでした。
建設地は、子育て世代が新築している埼玉県春日部市です。