室内抗菌化

室内抗菌化
室内抗菌化

室内抗菌化


プラチナチタン触媒は、光に反応して、新型コロナウイルスなどのタンパク質を、水と炭酸ガスに分解し無害化します
銀-白金サンプルは強い抗菌性を示すという研究論文が発表されています。
大がかりな工事は必要なく、専用キットを使うことで抗菌性の高い室内空間がDIYで実現できます。

プラチナチタン触媒は、新型コロナウイルスなどのタンパク質を、水と炭酸ガスに分解し無害化します

ウイルスは生物ではありません。タンパク質の遺伝子(DNA)です。それが、油脂(油)の層に包まれています。眼球や口の中の粘膜に付着すると、細胞に侵入し、遺伝子情報をウイルスのものに書き換えます。その細胞が増殖することで、ウイルスは急激に増えます。

住宅の室内にも、細菌・インフルエンザウイルス・コロナウイルス・花粉・PM2.5など、さまざまな各有機化学物質が入ってきます。プラチナチタン触媒は、光に反応して、新型のコロナウイルスなどのタンパク質を、水と炭酸ガスに分解し無害化します。プラチナチタン触媒は光に反応するので、ガラス面やカーテンに塗布することで、室内をによって抗菌作用の高い空間にすることができます。

銀-白金サンプルは強い抗菌性を示すという研究論文が発表されています。

東京工業高等専門学校から極めて重要な研究論文が発表されています。
銀-白金サンプルは強い抗菌性を示すというものです。
以下、論文を引用させていただきました。

無機系抗菌剤の開発

Development of Inorganic Antibacterial Agents
綱島麻由子 1)
指導教員 北折典之 1)
1) 東京工業高等専門学校 物質工学科無機機能性材料研究室
本研究では酸化アルミニウムを担持体とした無機系抗菌剤を開発することを目的としている。直径5mmの球状酸化アルミニウムを金属塩の水溶液に浸漬後、乾燥および空気中で焼成し、銀、白金、鉄、ニッケル、コバルトが付着したサンプルを作製した。これらのサンプルの抗菌性能を、大腸菌E.coliを用いて評価した。評価はサンプルを培地に接触させる場合と、菌懸濁液に浸漬させる場合の二通りを行った。その結果銀-白金サンプルが強い抗菌性能を持つことが分かった。

1.緒言
無機系抗菌剤は、様々な微生物に抗菌作用を示
すこと、優れた安全性や耐久性を持つことから期待されている抗菌剤である。無機系抗菌剤は担持体に銀や銅などの金属を担持させたものがあり、担持体は一般にゼオライト、リン酸カルシウム、リン酸ジルコニウム、溶解性ガラスなどを使用する。本研究では、担持体として比表面積が非常に大きい酸化アルミニウムを担持体に用いることで菌と金属の接触効率を高めて、より効果のある球状無機系抗菌剤を開発することを目的としている。本発表では無機系抗菌剤のサンプル作製および大腸菌を用いた抗菌性能について報告する。

2.方法
2-1.各金属および複合サンプルの作製
直径5mmの球状酸化アルミニウムをそれぞれジニトロジアミン白金硝酸塩、硝酸銀、硫酸鉄七水和物、硫酸コバルト七水和物、硫酸ニッケル六水和物の水溶液に浸漬させ、乾燥、空気中にて焼成を行い、無機系抗菌剤のサンプルとした。また、銀のサンプルは作製後に希薄なジニトロジアミン白金硝酸溶液に浸漬し、乾燥を行い、銀-白金の複合サンプルの作製を行った。

2-2.サンプルの抗菌性能の評価
供試細菌として大腸菌(Escherichiacoli,E.coli)を用いて、球状酸化アルミニウムに無機系材料がコーティングされたサンプルの抗菌性能の評価を行った。E.coliはTGY寒天培地で培養した。培養したE.coliに対して滅菌水3mLを加え、菌懸濁液を作製した。懸濁液は1.0×107cfu/mLとなるように調製した。抗菌性能の評価は、菌が塗布されている培地にサンプルを接触させる場合と、菌懸濁液に直接浸漬させる場合の二通りの方法で行った。調製した懸濁液100μLをTGY寒天培地に加え、白金耳を用いて均一に塗布し、それぞれ培地の上に各サンプルを3、4つ置いた。培地にサンプルを接触させた状態で、インキュベーター内にて36±1℃で24時間培養し、発育した菌のコロニー数を測定することにより、サンプルの抗菌性能を評価した。また、菌懸濁液2mL中に各サンプル15粒を浸漬させ、菌と接触させた。接触開始から10分後および30分後の懸濁液100μLをそれぞれTGY寒天培地に加え、白金耳を用いて均一に塗布し、インキュベーター内にて36±1℃で24時間培養し、菌のコロニー数を測定することによってサンプルの抗菌性能を評価した。

2-3.溶出イオン濃度の確認
菌懸濁液にサンプルを浸漬したときの金属イオン溶出量を確認するために、イオン交換水にサンプルを浸漬させ、浸漬させてから10分後および30分後のイオン濃度をICPにて測定した。

2-4.サンプル表面の組成および酸化状態の定量
作製したサンプルの表面の金属担持量は蛍光X線装置を用いて定量した。また、銀および銀-白金のサンプルについては、銀の酸化状態をX線光電子分光装置(XPS)にて測定した。

3.結果および考察
培地に各サンプルを接触させた状態でE.coliを36±1℃で24時間培養した結果を図1に示す。鉄、コバルト、ニッケル、銀-白金のサンプルを接触させた培地においては、サンプルを避けるようにしてコロニーが形成した。白金および銀のサンプルについては、コロニーの数がコントロールと同じであった。これより、鉄、コバルト、ニッケルのサンプルは抗菌作用を持つことが分かった。銀、白金のみのサンプルは培地に接触させた場合、抗菌作用を観察できなかった。一方、銀-白金のサンプルが抗菌作用を示したのは、銀が白金と共存することで銀がイオン化しやすくなったからだと考えられる。銀イオンは殺菌力を有することが知られており、銀イオンが培地に溶け出したことで菌の繁殖を抑制することができたと考えられる。

懸濁液中にサンプルを浸漬させて接触させた場合、10分後および30分後どちらも銀、銀-白金のサンプルを浸漬させた場合については菌が検出されなかった。鉄、コバルト、ニッケルのみのサンプルに接触させたものについては、10分後と30分後を比較すると、接触時間の長い30分の方がコロニーの数が少なかった。白金のサンプルについては10分後、30分後ともにコロニー数に変化はな
かった。結果をまとめたものを図2に示す。懸濁液中にサンプルを浸漬させて接触させた場合、銀、銀-白金のサンプルは強い抗菌作用を有することが分かった。液体に浸漬することにより銀イオンが溶出し、殺菌力を示したと考えられる。鉄族のサンプルは抗菌作用を有すること、また白金のみでは抗菌作用を示さないことが分かった。

抗菌作用の評価を培地に接触させる場合と菌懸濁液に直接浸漬させる場合の二通りの方法で行ったところ、銀-白金サンプルはどちらも強い抗菌性を示し、銀サンプルは菌懸濁液中に浸漬した場合にのみ抗菌性能を示した。特に銀および銀-白金サンプルを菌懸濁液に浸漬させた場合については、大腸菌に対して殺菌力を示すことが分かった。また、鉄、コバルト、ニッケルのサンプルはどちらの方法でも抗菌作用を示した。白金は抗菌性能を持たないことが分かった。以上の結果より、本研究で作製した中で銀-白金サンプルが無機系抗菌剤として有望である。他の結果は発表にて報告する。

図1 抗菌剤サンプルを培地に接触させた場合の大腸菌コロニーの様子

図2 抗菌剤サンプルを菌懸濁液に浸漬させた場合の懸濁液中の大腸菌数の変化

プラチナチタン触媒塗布 DIYキット

エアープロット家庭用DIYセット2LDK
1. プラチナチタン触媒 AIRPLOT ガラスコーティング剤(容量:15g)
2. ガラス清掃専用ペーパータオル
3. ガラス専用クリーナー
4. 塗る専用スクィージー
5. 拭き取り専用クロス
6. 拭き取り専用スポンジ
7. ステッカー
8. 施工マニュアル及びビデオ
対象:居室のガラスに塗るだけで、花粉症、アトピー性皮膚炎及び喘息の原因物質、ハウスダスト、ウイルス、細菌、PM2.5など各有機化学物質の分解除去、空気浄化専用。一般住宅や新築の施設・事務所など​​のシックハウス(HCHO等)対策。