このホームページは、エコハウスを広めることをミッションとして、一般社団法人エコハウス研究会の運営費と広告収入によって運営されています。家を建てようと計画されている建て主の方に、費用を請求することはありません。
建材メーカーのカタログは、良いことだけが掲載されています。その建材にとって、都合のいいデータだけが掲載されています。欠点や都合の悪いデータは掲載されていません。ですから、建材メーカーのカタログに掲載されている情報やデータは、参考にはしますが、まず疑ってかかります。私たちが信じるのは、公的機関の実験によって検査されたデータだけです。
住宅に使われる建材は、使われる場所、使われる数量、湿度、温度、季節、日射、家に暮らす家族、料理、入浴、就寝などさまざまな環境で使われます。複合的な要素が複雑に重なりあい、住み心地が決まります。このため、原則として、大学の研究室に研究を委託し、完成した住宅にご協力をお願いして、人が住んでいる状態で温熱測定を実施しています。測定を依頼しているのは、工学院大学建築学部の西川研究室です。
本ホームページに記載されている情報は、長年の経験と知識によって蓄積された内容です。ですから、一部分だけを「かい摘まんで」家造りに取り入れ、旨く行かなかったと後悔しないでください。
2020年現在、日本全国の工務店や設計事務所では、自然素材を使って高気密・高断熱だけの住宅を造ることができます。高気密・高断熱だけの住宅は、技術的には難しいことではありません。断熱材をたくさん入れ、透明ビニールシートでラッピングし、性能の高いサッシを取り付ければ、概ね高気密・高断熱だけの住宅が完成します。
私たちが目指している住宅は、高気密・高断熱・高遮熱・高調湿・高通気の５Ｋで造るエコハウスです。高気密と高通気は、相い反する機能です。高断熱と高調湿も、相い反する機能です。相い反する機能を両立させることは、難しいことですが、可能です。高気密・高断熱・高遮熱・高調湿・高通気の全てが揃うことで、エコハウスができあがります。
繰り返しお伝えしておきますが、一部分だけを「かい摘まんで」家造りに取り入れ、旨く行かなかったと後悔しないでください。
本ホームページに記載されている内容に興味を持たれた時には、お問い合わせからご連絡ください。
エコハウスビルダーをご紹介します。
このホームページは、これから家造りをしようと計画されている一般向けの方に向けて作成しました。ですから、できる限り解かりやすく、丁寧な言葉を使うよう心掛けて制作しています。これだけの情報が一つのホームページで集約されて公開されているのは、管理責任者が知る限りでは、本ホームページ「エコハウス・ナビ」だけだと思います。建築のプロのみなさんにとっても、未知である内容が多く、目からウロコという内容だと思います。
高気密・高断熱・高遮熱・高調湿・高通気の５Ｋのエコハウスを造る上で難しいところは、コロナウイルスと同様で、目に見えない水蒸気や輻射熱といった化学現象を扱うことです。水蒸気粒子は、0.0004μm＝0.4nmです。輻射熱は、熱移動の50％を占める現象であるにも関わらず、戦後の住宅建築では、想定外の現象で、まったく無視されてきました。カビの発生や木材の腐朽を目視して、初めて不具合が確認できますが、カビが発生してからでは、遅いのです。プロとして、カビが発生しない、しいては木材が腐朽しない、年間を通じて快適に過ごすことができる家造りを提案できることだと思います。
本ホームページに記載されている内容を初めて取り入れようと考えた時に、自己判断で設計し施工されると失敗につながり、建て主の方に迷惑をお掛けします。ですから、お問い合わせからご連絡いただき、確認してから実施されることを強くご案内しておきます。
本サイトに掲載されている、文章、画像、データなどは、長年の時間と労力と手間と費用を掛けて蓄積した大切なデータです。
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